昨晩、カイロ22時発の夜行列車に乗り、今朝エジプト南部のルクソールに到着しました。カルナック神殿とか王家の谷とかあるところで、客引きはしつこさを増しましたが、騒音は減り、ゆったりとした時間が流れてます。
列車は冷房がんがんきいてて凍えそうでした。駅名も書いてないからどこで降りればいいかわからんし。親切なエジプシャンに教えてもらってギリギリで降りることができました。
ここからはカイロでの話。
ムバラク政権が倒れ、市民は本当にハッピーなようです。あの革命を誇りに思い、地下鉄の通路にも革命時の写真がいくつも飾られていました。
地下鉄の車両内にある路線図の、ムバラク駅という表示は市民によって全て塗りつぶされており(おかげでその駅にたどり着くのにかなり苦戦)、街には「ムバラク馬鹿野郎」みたいな落書きだらけです。暫定政府のトップの人はすごくいい人だそうで、革命後、ナイル川流域国を中心に周り、信頼回復をはかっているそう。
秋の選挙がまた大変なことになるのはみんな分かってるけど、確実にいい方向へ向っているという確信が市民の間にあふれ、物凄い団結を感じた。すごく活気にあふれてる。日本人としてこの雰囲気はすごく羨ましい。
日本も震災後団結が叫ばれている。僕はこんなときに自分のために行動してる。不謹慎という見方をされてもおかしくない。手ぶらで帰るわけにはいかない。そのくらい自分を追い込むべきなのかもしれないという気がしてます。
日本人は愛国心ないってよく感じるけど、やっぱり日本のことが大好きだ。この国で素晴らしい一生を送りたい。みんなが誇りに思う国であってほしい。のだ!
暑い毎日だけどユニクロのシルキードライで快適。ありがとうユニクロ!日本の誇りだぜ!なんで英語導入したんだよ!
手洗いすると柔軟剤の存在の大きさを実感します。パンツも靴下もガッサガサ。
よし、自転車レンタルしてぶらぶらしてこようかな!